ストリート・スライダーズの３作品のアナログ盤が発売されました。
『NASTY CHILDREN』
『WRECAGE』
『NO BIG DEAL』
ぶっちゃけ以前の当ブログでも書いている通り、アナログ盤を買っても結局聴くのはiPhoneにぶち込んだ圧縮音源になると。
この聴き方の便利さには敵うのがないとさえ思っています。
専用のプレイヤーを持たずに、携帯電話で聴けるんやからね。
結局のところアナログ盤というのは、存在感や所有する喜びが大きく、飾っておくのがその役割になるのでは？とさえ感じている。
うちにあるレコードプレイヤーはオモチャの様な格安プレイヤー。
これで重量盤のアナログを買っても、その価値を見出すプレイヤーでない限り持っていても宝の持ち腐れなんじゃないかなと…
しかし収集癖のある性格でもあり、今でもアナログ盤を買ってしまうのだ。
で、「限定盤」を謳い文句にされるので、迷っているうちに完売してしまい後悔する…
後悔したくないから結局買ってしまうと…
はい。
思う壺ですよね（笑）
８月３０日リリース！
既に買った方々が、TwitterやFacebook、Instagramに上げていらっしゃるじゃないですか。
Amazonやタワレコを見ると、徐々に残りわずかや、ソールドアウトの文言が飛び交っている。
HMVやタワレコの店頭在庫も品切れの文字が…
ここで私の心が揺れ動き始めるのである。
今回のアナログは見送る予定であったのが、買いたい欲望が沸々と湧き上がってきました。
山下達郎氏は、転売ヤーに流れている現状を嘆き、追加プレスを定期的に行っており、欲しい方が買える状況を作っている。
これはこれで、非常にありがたい対策なんだが、限定という価値が薄まってちょいと所有欲が無くなるんよね。
けれど数年経つとプレミア化されるのは想像が付くので、今のうちに買っておかないとと言う気もあるのだが…
さて、結局どうしたかと言うと、３作品とも書いました！
はい！
期待通りに（笑）
１０月にある大阪でのライブ会場で買うのも良いのだが、ライブ中にアナログを持ってるのが躊躇うのよね。
どこに置いておく？座席の下？椅子に挟む？
しかし、ライブに興奮して、踏んだり、割れたりしたら嫌なので…買うなら今だと。
少しお安い『NASTY CHILDREN』から完売しているようです。
HMVはハリーのソロやJOY-POPSに力を入れてくれているので、こちらはまだ在庫あり。
ちなみに『NASTY CHILDREN』は１枚組で、『WRECAGE』『NO BIG DEAL』の２作品は２枚組となっています。
『NASTY CHILDREN』の収録時間は４６分。『WRECAGE』は５５分。
『NO BIG DEAL』は５３分となっています。
公式HPには、
「『WRECAGE』と『NO BIG DEAL』のアナログ盤は、
LPレコードが許容する片面の収録時間に対する音質のクオリティを優先し、
収録曲を2枚に振り分け2枚組での発売となりました。」
との事で、確かにそうなんだけれど、アナログの収録時間的にも収まらなかったんでしょうな。
山下達郎氏曰く、当時発売されていたアナログ盤の方が音がよく、当時の音質に近づきつつあるんだけれど、まだまだな部分があるようです。
技術的なことはよくわかんないんだけど、再発されたレコードはレコード全盛期に比べて落ちていると言う事でしょう。
なので２枚組にして音質の向上を図っているみたいです。
しかし、しかしだ。
うちの安物プレイヤーで聴くこと自体が問題であって、やはりそれなりのプレイヤー、スピーカー、アンプが必要だと思うのだ。
うちには、そんなプレイヤーを置くスペースがないのでシステムを組む予定はないんだが、ぜひ、アナログの良さを感じた方は、聴く環境を作って頂きたいです。
今回、この３作品が選ばれたのは、当時CDのみの作品で、初アナログ化です。
ラスト２枚は５０分超えやもんね。CDの収録時間を意識しているしね。
１曲あたりが少し長くなってきているしね。
しかしアナログ盤の価格って高いよね。
当時は１枚組なら3,200円とかそんなもん。今はそこから1,000円以上アップしてます。
物価も上がっているんで仕方がないか…
空前のアナログブームを支えているのは、自分のような５０代の人間かなと思っていたけれど、今の若者たちも購入していると聞く。
アナログ盤だけではなく、カセットテープにも関心があるようだ。
ほんと、時代が変わりましたわな。
自分が小学生や中学生時代に、シコシコとアナログからカセットにダビングしていたもんな。
CDが出てきて、その便利さや音質の良さ、手軽さで一時代を築いたもんな。
今や配信でサブスクでと、聴きかたも大きく変わってきた。
おじさんの私は、まだまだCD買うしアナログも買っていきます。
やっぱり所有したいんよな〜。
そんな層のために、アナログ盤を出し続けるんやろなあ。
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