ストリート・スライダーズ 復活であらためて聴く「JAG OUT」

The Street Sliders

ストリート・スライダーズの3作目

1984年11月11日リリース。

スライダーズもデビューアルバムをリリースしてまだ1年ちょいと。

しかしすでに3枚目という、当時ならではなリリース間隔である。

畳みかけるようにリリースするのが当時の在り方。

今はレコード会社とミュージシャンがゆっくり、じっくり練りながら曲を作り上げるのが主流なんだろう。

しかし当時はね。早いリリースペースでないと忘れ去られるってあったのかな?実際そうでもなかったかもだけど、音楽業界の商魂の逞しさが業界の常識だったのかもしれんね。

この商魂ペースで殺されていったアーティストもいたのかも知れん。スライダーズもデビュー当時から7年ぐらいまでは、この音楽業界のペースで生きてきたんかな。すごく濃密なバンドブームで生きてきたし、生き残れたからこそ、2023年に再活動、それも日本武道館でライブが演れるんだよ!

 

スライダーズはどの曲もハズレはないです。発売当時の雰囲気(時代的な流行りなアレンジ)は当然あります。けれどどのアルバムの素晴らしく良いのです。こんなアルバム別のレビューを書いていますが、ベスト盤を聴いて好きになればファーストから順に聴くことをお勧めします。あとは、個人の好みで、気に入ったアルバムを聴いてください。その中には嫌いなアルバムもあると思います。けれどバンドってそんなもん。嫌いなアルバムの中にも好きな曲は絶対にありますよ!

 

1.TOKYO JUNK

オープニングを飾る代表曲の一つ。アルバムの先行曲として申分ないです。

2.No More Trouble

TOKYO JUNKから畳みかけるように2曲目に突入する。古典的なロックナンバーだけど、ファーストやセカンドのアルバムにも入っていない曲調。この先の楽曲を聴いている耳ではオーソドックスな曲だと分かるんだが、順を追って聴いている耳では新鮮に聴こえます。

3.カメレオン

ヘビーなラインから入り、徐々にその世界観に入る名曲。今でもハリーのソロやJOY-POPSでもやるしね。もちろんシングルカットされた曲でもある。個人的にはキャッチーでもないしゴリゴリなロックナンバーでもないから、こんなにファンから受けるのが不思議な曲でもあります。スライダーズのメンバー自体がカメレオンのごとく変化にとんだ時期だったのかなあ。

今回のレビューで改めてアナログレコードで聴くと新鮮さが増しました!名曲です。

4.OUT DOOR MEN

蘭丸のヴォーカルです。この雰囲気は大好きですね。蘭丸らしい。ストーンズというよりビートルズの中期な雰囲気がある楽曲。ストーンズで言えば60年代のサタニック時代の曲調かなあ。ライブで映える曲ではないので、スルーされる曲でもあるかも。けれどギターソロの場面では気持ち良いギターサウンドが聴けます。3分ちょいの曲で楽しく聴けて終えます。

5.PACE MAKER

さあギター聴かせてくれます。今でもハリーのソロでも聴ける名曲でしょう。「It’s Only Rock’n Roll」のアルバムにある雰囲気。こりゃあらためて聴くと名曲ですわな。

6.Feel So Down

レゲエ調に移行していきます。この後、スライダーズはさらにレゲエ調に傾倒していきますが、この頃はまだまだ実験的な様子が強かったのかも。何で!レゲエ!なんて無粋な質問はしないで。ストーンズがレゲエ思考に70年代からハマって行ったんよ。この辺はキースが傾倒していったのかなあ。あのエリック・クラプトンすらもボブ・マリーのカバーもあったんで、英国系のミュージシャンにそのムーブメントもあったでんしょう。で、この楽曲の終盤も変なアレンジが入ったりで、もっとシンプルにした方が曲の良さが際立ったのにと…その辺りが残念な曲です。あ、いい曲ですよ!

7.Easy Come,Easy Go

代表曲や、最高!

おい!スライダーズの代表曲は何曲あるんだ!というぐらい代表曲・名曲は多いです。この曲もハリーのソロでも頻繁に聴ける曲という事で言わせてもらいました。この曲の進化系が「Easy Action」になるんやろね。こっちはギターが入り乱れる感じでよりバンドっぽいけどね。ギターだけ聴いていたらストーンズですよ。

8.All You Need Is Cash

ハリーと蘭丸のギターが絡み合う。気持ち良いい!蘭丸がソロのヴォーカルをとる曲です。この辺りのギターが絡む曲は大好物ですが、蘭丸のヴォーカル曲では珍しいですね。

9.one day

今もハリーのソロで聴けます。もうハリーのソロ・ヴァージョンに慣れてきたかな(笑)

ヴォーカルが少し遠いところから聴こえます。

「通り過ぎた背中に今、流れる今を知った。」

もうね、ハリーって詩人なんよ。気付いているファンはいっぱいいるけどね。この曲も詩人ハリーが満載よ。こんな俺みたいなおっさんを泣かせてどうすんのよ!で、最後は「ララっらららああー」で終わるという。

10.チャンドラー

ここでヘビーなギターで締めくくるという。このアルバムの流れは計算しているのか、いないのか。ほんと改めて聴くと発見があって楽しいのよね。

このレビューがきっかけでスライダーズを新しく聴く人もいるかもだけど、このアルバムから聴くのもありかなと思う。こんなに色々とバラエティーに富んだ作品はないよな。決して名盤ととは言えない作品なんやけど、時代背景で言えば充分に名盤ですよ。当時からこの実力は認められていて、こっから以降の作品も、バンドの存在も、露出もどんどん増していった。EPIC SONYのアーティストとしての恩恵も受けていったんだろう。

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