rolling stones 4  ストーンズ  聴くのを後回しにするストーンズのライブ盤

The Rolling Stones

Rolling Stonesのライブ盤がこの数年間、めちゃめちゃごちゃごちゃリリースされています。

ファンならば是非、Amazonのレビューやファンサイトのリリース情報を読んで購入に踏み切っている事でしょう。

しゃーないです。

はい、私も当然ですが買っております。

なんちゅうっても大好きローリングストーンズですから!

すでに私も、50歳を超しており定年までの歳月を指折り数えているような状態です笑

しかし、まだまだしぶとく生きているので金が稼げている限りはCD購入やライブ観戦などで散財したいと思っております。

 

Rolling Stones

 

冒頭にも書いている様に、ここ最近はアーカイブシリーズが乱発されております。

このリリースの情報をキャッチして、若いストーンズのリスナーや初心者が聴こうと思うんだろうか。

おそらく販売している側は考えていないやろな。というかストーンズ側もそこまで考えていないやろう。

購入者のボリュームゾーンは50代以上。最もお金を落とすゾーンは60歳以上だろう。

このシリーズは明らかに昔ながらのストーンズファン向けの商品です。

いきなり、若いリスナーがこれらのCD聴くのもいいんだけれども、深いストーンズの闇には入ってこれないような気がします。

それは凄く勿体無い話なんで、ストーンズを聴くにはまずオリジナルアルバムなのです!

このアーカイブライブ盤はどのアルバムもグレイテスト・ヒッツな曲が並んでおり、どれを聴いても満足するかもですが、昔からのファンは食傷気味で物足りなさは否めません。

新規リスナーが、2020年前後に発売されたアーカイブ盤を全て聴いてみても違いは感じないかもです。

50代以上ならば、青春時代のアルバムの雰囲気を掴んだりもするのでしょうけど、若手リスナーには向いていないシリーズです。

なので10〜20代のリスナーが、ストーンズが好きになったら、まずは普通のベスト盤か80年代以前に発売されたライブ盤を買ってください。

今やサブスク全盛期ですが、それで聴いてもらっても全然大丈夫です。

ストーンズの佇まいの格好良さと、普通に聴いての格好良さを感じ取ってください。

それが一番大事。

 

今の10代がローリングストーンズなんか聴くのか?

そんな気分や感想はあるかもです。サブスクで聴く若いリスナーが聴いても感動するんやろか?

自分の世代はレンタルレコードやCDが主流で、基本はFMラジオから流れてきた曲が耳に入る情報の最先端でした。

毎週、FMの番組表が掲載された雑誌を買っていました。

FM雑誌があったなんて、ほんといい時代だったんでしょう。

FM雑誌のおまけにあった、カセットテープ用のレーベル。

それにシコシコ手書きで曲を書いていました。

いやはや青春時代です。

大学生の頃はカセットテープがまだ主流な時代で、それらを車内に積み込んで聴いていました。

すぐにCD時代が到来したのでテープは捨てて、CDに鞍替えしていました。

今や古い時代の物語なんやけど、ワタクシにとっては色褪せない青春時代でしたね。

こうして書き込んでいると、大学時代はドライブしながら音楽を聴く事が何より楽しかったと思います。

そして、今(2023年初頭)の時代に音楽の聴き方は千差万別で複雑な時代になってきたと思う。

ほんと時代は変わった。

こういった変化の対応力はミックジャガーは長けているので、ミックの算盤がバチバチと音を立てていると思います笑

4〜5年ぐらい前だったか、ストーンズのモノラル録音のCD BOXがリリースされた。もちろん高いので見送っていたのだが、ある時iTunes Storeをみると、1500円で売りに出されていた!

もちろん買いましたよ!デッカ時代のアルバムのモノラル盤BOXの配信が1500円ですぜ!配信だけどiTunesで音楽のデータを保存している身としては十分でした。

で、しばらくしてiTunes Storeを除くと15,000円に直してありました笑

きっと価格を間違っていたのでしょう。これを知っているストーンズファンがどれくらいいるか知りませんが、このタイミングで購入できてよかったです。ミックジャガーがその話を聞いたら激怒しそうですな。

 

あ、話しが相当にずれましたが、アーカイブ盤のライブの購入に関して下記のアルバムは、よっぽどストーンズに飢えているか、しゃーなしに買い続けている方以外は買わなくていいです!ってのを書いてみました。

  1. Lickd live in NYC
  2. Steel Wheels Live ATLANTIC CITY NEW JERSEY
  3. VOODOO LOUNGE in japan
  4. A BIGGER BANG LIVE ON COPACABANA BEACH
  5. FROM THE VAULT LIVE IN JAPAN (Steel Wheels Live ) Tokyo dome 1990.2.24
  6. STEEL WHEELS LIVE AT THE TOKYO DOME 1990.2.26
ここ最近のリリースものですね。
Steel WheelsやVOODOO LOUNGEは、ストーンズファンなら来日公演を懐かしむでしょう。
メンバー内の長い軋轢から明けて、Steel Wheelsをリリース。
そして待望の初来日公演。
どんどん進みゆくストーンズはVOODOO LOUNGEを発表。
そしてツアーに進んでいく。
当時のストーンズファンは、アルバムの出来にも満足していたし、ツアーにも興奮していました。
私もこの2作品は思い出もあるし好きなアルバムの一つです。
けど、ここ数年で発表されたアーカイブのライブ盤は聴き込むことは出来ませんでした。
想い出は思い出の中。
ヘビーローテーションにはならないのが一聴して感じられました。
なぜか?
その後にリリースされたA BIGGER BANGやLickdなどもそうなんです。
アルバムの出来は良かったし、Lickdのベスト盤記念も盛り上がっていました、当時は。
けど今聴くと、やっぱり無理でした。
ちなみに2023年リリースのGRRRのライブは最高です!
この違いは何か。。。。
GRRRは置いといて、この1990年代から2000年の中盤ぐらいのライブはちょっと聴いていてしんどいです。
もうお腹いっぱいな感じです。
過剰な演出もあるかもですが、やはり個人的な好き嫌いな時期ってあるもんです。
なので私的にはこの時代のライブ盤は後回しいでいいと思っています。
そう感じた理由の一つは、違法なんだけれどブート(海賊盤)の充実度です。
どんどん過去のライブブートがリマスターされて、1970代のバリバリのストーンズがクリアに聴けるようになったんです!コレらを聴くとアーカイブシリーズのしょぼさが際立ってしまいます。
若くてノリノリなストーンズ。もう最高なんですわ。
ストーンズ陣営も、1970代のアーカイブもリリースしています。
これらも素晴らしい出来です。エルモカンボなんかは最強作品ですよ!
で、これらを聴くと1990代以降はちょっとしんどくなるんですわ。
仕方がないんやけどね。
これからも恐らくアーカイブシリーズは乱発されるだろう。
やはり1970年代でまだまだ溜め込んでいる音源はあるだろうから、ボブクリアマウンテンに音を作り直してもらってリリースしてもらえれば、死ぬまで飽きることなく聴き続けられるんやろうなあと。
ひろさん

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