今年初めての磔磔。
それがあの小泉今日子の黒猫同盟でした!
黒猫同盟とは小泉今日子の新ユニットです。
感謝感激。
磔磔は頻繁に行く地元のライブハウスですが、いつも渋いおじさんがブルースやロックを奏でるライブハウスです。
古い酒蔵を改造したライブハウスで独特の音が鳴るとミュージシャンからも評価が高い宴場です。
木がメインの造りもあり、音が染み込むのかよく理屈は分からないんですが、爆音でも耳が疲れません。
そんなライブハウスに小泉今日子が演るなんて!
意外かも知れないけど、磔磔のドキュメンタリー放送のナレーションを小泉今日子がやっていたので、その縁で今回のライブとなった模様。
兎に角どんなライブになるのか妄想と想像で楽しみでありました。
コロナ禍でライブのやり方が変わってきた。
オールスタンディングでギッシリ集まる類いは無くなってきた感じ。
今回のライブも会場が18:00でスタートが19:00だったんで座りありのライブかと思っていました。
というか、磔磔のこの時間配分は座りメインだと勝手に思っていた。
しかし磔磔に着くと荷物預かりのアナウンスがあり、ええええ???スタンディング?ってな感じになり、磔磔オーナーの水島さんがスタンディングの説明があって我にかえりました。
あ〜久しぶりの磔磔スタンディング。
クロークに500円払ってビニール袋に入れての作業に懐かしさを感じてみたりした笑
場内はびっしり詰め詰めではなかったから、多分200〜250人ぐらい入れたのかな?
磔磔なりの挑戦もあるのか、コロナ対策的なものは依然に比べて希薄であった。
もういいよな、ライブハウスのコロナ対策って。
いつもの磔磔の雰囲気は、
ブルース親父がやるスタンディングライブの暑苦しさは全然なく、ファン層というか客層が穏やかだったので変なストレスを全く感じませんでした。
ライブは定時丁度にスタート!
もうキョンキョンに釘付けになってしまいました。
可愛い!つかもう50代後半と思うのだが、自然なメイクで地顔の良さでほんと嫌味がないというか、作っていない感じが益々好きになってしまうオーラがありました。
アイドル時代は歌唱力に疑問もあったけど、もう生声はほんとよかった!うまいやん!常に歌っているでしょ!って感じで衰えは感じさせませんでした。
アルバムの楽曲を忠実に再現し、兎に角バックで演奏するミュージシャンの旨さが際立ち心地のいい空間が作り上げられていた。
この辺りは上田ケンジの仕切りが抜群であってJAZZテイストも、ROCKテイストも自由自在って感じでした。
小泉今日子もいい相方を見付けはったなあなんて思いました。
小泉今日子のキャリアを振り返っても、様々なミュージシャンとコラボしてきた経歴もあるのか、バンマスに負けない根性がありますな。
途中のMCでも「私は色々な芸人さんとコントしてきた!ドリフ、とんねるず、ウンナン、ネプチューン」
凄いっす。
場馴れもあるけど、手強い人をガチンコで演じてきた人の度胸は普通の人ではないんやろな。
ビビらないもん。
小泉今日子の事務所は大手有名芸能事務所だったと思う。
なんかの記事で読んだけど、今日子がやりたいようにと言って独立を認めたとか。
海千山千な芸能界で生き延びてきた人はやっぱりタフなんやろなと。
あ、このライブとその性格と処世術は違いますよ!
当人はシンプルに生きてきた人やと思います。
成り上がり感覚は若い頃はあったかもですが、今はそんな感じもせずに演者として自然に振る舞っていたはりました。
こういう地方の小さなライブハウスで演るのは、ワタシらのような者にとって楽しみでしかない。
首都圏でやらはるのも良いけど、地方の小さなライブハウスで少ない観客の中でいっぱい楽しんでいただきたいし、こちらも楽しませていただきたい。
ライブは1時間30分で終了。
持ち歌少ないから2時間はできなかったか。
小泉今日子のソロを演るのか?なんて思いましたがそこはやらず。
また来て欲しい。多分気に入ってくれてた様な気がするんで、今度はソロでもどうでしょうか?
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