京都サンガ 対 ヴィッセル神戸
令和5年4月1日(土)2023.4.01 14:00〜
場所:サンガスタジアム by KYOCERA
今年初めてのサンガの試合でした。4月でまだ寒さもあるかもと思いましたが、季節はすっかり春だったので心配無用の暖かさでした。
2023年春の京都はコロナ禍が明けて、多くの観光客が押し寄せております。
もう京都市民にしたら暮らしにくく、
「来るな!」
と言ったところで大多数の方(洋邦問わず)が京都市内をウロウロされています。
もうこれだけ人が多いと疲れてしまいます。(笑)
京都は田舎なんで人混みに慣れていないもんで…
首位を走る神戸なので簡単には勝たせてくれないし、負ける可能性の方が強いと思いつつ、自分がスタジアムに行く日は勝ってくれるだろうという変な自信と期待で足を運びました。
座席はサンガシートのW8エリア。めちゃいい席です。前から3列目で快適に観戦ができる位置でした。ちなみに、うちの会社が無理やり買わされている座席となります…。
前半はサンガペースで進んでいたように感じますが、神戸はまじで上手いです!個人の力が強烈すぎです。大迫、武藤の2トップは最強ですよ!レベルが違いすぎます!
で、後半になると本領発揮で、個人の力と組織の力がミックスされて、あれよあれよと3点も取られておりました。
結果
京都0ー3神戸
もう惨敗です。組織力も個人の力量もないし、ミスもありこの結果となりました。
しゃーないです。
神戸は、大迫、武藤、酒井、山口蛍なんて、元代表クラス、今でも代表候補者がスタメンに並んでいるのです。サンガは無名で若さが売りのチーム。どう考えても経験差や素質で負けちゃっているんですよね。冒頭にも書きましたが、前半はウォーミングアップで後半から本気を出された感じです。完敗です。サンガは根性で走って当たってって感じかなあ。個人の力量も組織的な試合運びもないんちゃうかな?あ、あくまで素人目の感想です。
私は2010年からサンガを本気で観てきました。柳沢の最終年の年ですね。結果、J2降格になってしまったんですが、この年からハマりました。変ですよね(笑)この年は年間でも4勝程度しかしていないシーズン。こっからハマるのも珍しいかもです。
翌年からJ2に降格したんですが、監督が大木武さんに代わりチームが激変しました。シーズン前半は上手く機能していなかったんですが、徐々にチームがまとまってきて後半からどんどん勝ち進んできました。最終的にはJ1昇格とまでならなかったけど、天皇杯で決勝まで突き進んでいきました。こりゃ来年はJ1復帰やなと思いました。しかし長い日程、過酷なJ2リーグ。そんなに上手く事は運びませんでした。2012、2013のシーズンも惜しい所まで行きましたが昇格に届きませんでした。
この大木武監督のシーズンは年に10試合以上、西京極に通っていました。もう全てをサンガに捧げているんちゃうんって感じで(笑)。大木さんのサッカーにハマっていたんでしょうね。若手も育っていたしワクワクしたチームになっていました。
宮吉、駒井、久保、中村充、ウヨン等々、若手、中堅、ベテランと上手く噛み合っていました。大木さんのサッカーはパスでどんどん回していくサッカーで、足元の技術が上手い選手が揃うと機能します。この頃のサンガは若手中心でJリーグに革命を起こすんじゃないかと期待を抱きました。しかし結果は、J1昇格にはならず2013年のシーズンを終えて退任されました。
そこから観戦頻度がどんどん減っていきました。
個人的にも転勤で京都を離れたのが大きかったです。毎年10試合以上観るというのは、半年以上は西京極に捧げていた生活ですから、週末が違う生活リズムになりました。
違う生活に慣れるとサッカー観戦から徐々に離れていきました。仕方がないっす。
それでも年に1、2回はサンガの試合を生で観戦していました。けど、どんどん選手の名前も分からないようになり離れつつありました。
2021年に念願のキジェ監督が就任。昔から監督候補の噂はあったけど色々事情もあり叶わなかった。経緯は分からないけどタイミングが良かったんやろね。加藤久さんを始めとする早稲田大学ラインもあったのかな?と。キジェ監督は京都出身で洛北高校出。湘南での実績もあるので相応しい存在でありました。
そして期待通りにJ1昇格ですよ!立派なサンガスタジアムに相応しいのはJ1の舞台なのです。このスタジアムでJ2はあり得ないと思う。コロナ禍でサッカー自体が機能しなかったシーズンを経て、上手く昇格に乗ってこれたのは運だけじゃなくて実力もないと過酷なJ2リーグは勝ち残れない。
私の観戦履歴はほとんどがJ2だ。ほんとJ2時代は悔しい思いしかないのだけれど、今日みたいな環境でJ1を味わう喜びは感無量だ。雨の中、ずぶ濡れになって西京極の通っていた頃が懐かしい。このサンガスタジアムでの環境を、そして今のサポーターに継続して通ってもらうには勝ち続ける、J1に居続けるしかないのだ。
しかし今日のような試合も観てしまうと不安しかない。キジェ監督にはJ1に上げてもらった感謝はある。けれどこのサッカーを継続していてJ1を維持することは出来るのか?そういう不安に駆られるのだ。
キジェ監督は試合開始前に、サポに対しての挨拶(手を振る程度だけど)があった。サポも暖かい拍手をしていた。個人的にはだけど、J1に上げてくれた恩はあるけど、この試合を観た後ではJ1維持は厳しいぞと!監督だけの責任だけじゃないし、クラブ自体が変わらないといけないんだけど、ちょっとサポもキジェ監督に過大な期待があるのでは?と感じた。
この監督、そこまで良い監督なん?
昨シーズンから観てきて、少しずつ不信感が増えてきているのも事実であります。
ルヴァンカップの0−5なんであり得へんし、今日の0−3もありえへん。極端すぎる?チームがおかしくない?走りまくる労働力や身体を当てていくのも頼もしいけれど、これだけでは継続できひんやろ…と。
ここ最近、全てのサンガの試合もチェックしていないので、あくまで今日の試合、昨年後半からの試合もちょい見している中での感想です。
とにかくこのシーズンはJ1残留やで!頼むで!
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