ロックンロール・ジプシーズ ROCK’N’ROLL GYPSIES 結成20周年作品なのかな?(笑) 

音楽〜1枚のレコードから

ROCK’N’ROLL GYPSIES NEW ALBUM 『V』(ファイブ)

待ちに待ったROCK’N’ROLL GYPSIESの新作です。

アルバムタイトルは、リリースした数をいつも表しています。

今回は5作目なので、『V』(ファイブ)

レッド・ツェッペリンは「IV」まででしたね(笑)

 

相変わらずアルバムの入手方法が、彼らのホームページ内かディスクユニオンという不便さがあります。

その他の購入方法はライブ会場になるんですが、ライブを観る前に聴きこんで予習したいですよね。

だからライブ前に買わないと、楽しさも半減してしまいます。

ちなみに、うちの地元にはディスクユニオンがありません。

Amazonやタワレコで気楽に買えればいいのですが・・・

バンドのHPやディスクユニオンで買うとなると、送料だとか振込方法の不便さで利用するのが億劫になります。

今回はスライダーズのライブを日本武道館で観た流れでディスク・ユニオンに立ち寄り、購入。

そう、東京へいった流れです。

彼らは、商売っ気がいつも感じられないんですが、ツアーTシャツやパーカーなんていうアイテムもしっかり用意はされているんですよね。

しかし一応、用意はするけど商魂逞しい感じは一切ありません。

そういった所も彼らを好きな要因の一つかもです。

不器用というか・・・

ゴリゴリと物販で稼ぐ気はないのかなあ(笑)

 

収録曲

01. JUMPIN JUNK HIPPY SHAKE

02. くりかえして

03. 蝙蝠の唄

04. Mr.Lover Man

05. 素晴らしい世界

06. So Long

07. 渦

08. Fly -with only one wing-

09. Imaginary Territory

10. PLEASE

 

さて、今回のアルバムの第一印象は・・・

ぶっちゃけ地味ちゃう?

でした。

花田裕之のヴォーカル曲以外にも、下山淳も唄っています。

どちらかと言えば、2人とも上手いタイプのヴォーカリストではないのですが、やはり全編に亘って花田裕之に取ってほしいところ。

なんというか、このあたりが今回のアルバムの好き嫌いの分かれ目な気がします。

楽曲自体はいいんですが、花田ヴォーカルの方が安定感があるんですよね。

それと花田裕之作が2曲しかなく、市川2曲、池畑2曲、下山4曲。

なのでどうしても下山色が強くなります。

下山のサイケ感、ニューウェーブ感は嫌いではないのですが、もっともっとドライブしたギターサウンドを求めてしまいます。

そこはやはり、花田裕之のギブソンを強く押したいところかなあと。

ライブは凄くドライブ感があって迫力もあって癖になるんですが、今回の新作もそれに期待したら、ちょっと「あれれ?」ってなりました。

しかしね、やはり実力のある彼らのサウンドです。

聴きこんでいくと、良さがじわじわときますよ。

一聴して「あれれ?」と、聴かずじまいなら、ある程度聴きこんでください。

そう思うと、シンプルな作品という訳じゃなく、ちょっと複雑なアルバムかもしれないね。

う~ん・・・

というかやはり地味なのかもしれないな(笑)

花田裕之さんは最近ソロアルバムもリリースしてないな。

「流れ」と題した、アコギ1本のライブは精力的に行うものの、新作リリースはお預け中。

うちの地元の京都には、磔磔をはじめとして、年に数回来てくれるんで、時間があれば観ているんだけれど、今年はレコーディングの影響かちょっとご無沙汰ですね。

今回のレコ発ツアーも京都は外されていたしなあ。

やはり彼らの魅力はライブですしね。

ここでちょっと、ルースターズの話でも。

ご存じの通り、ROCK’N’ROLL GYPSIESの4人のうち3人は元ルースターズのメンバーです。

ベースの市川以外がそうで、ROCK’N’ROLL GYPSIESの初期の頃は井上富雄が弾いていたので、事実上のルースターズ再結成みたいなラインナップでした。

そう、要の大江慎也を除くバンド。

下山淳は後から加入したので、ここに大江慎也がいればちょっと複雑ですが、新ルースターズといってもいい感じになります。

ROCK’N’ROLL GYPSIESを結成した時に、大江慎也に声を掛けたのかは分かんないけれど、やはり大江が入るとちょっとバンド内がギクシャクするかもしれませんよね。

ROCK’N’ROLL GYPSIESは2003年に結成。

ほんとマイペースなリリースだし、ライブも精力的とは言わないけれどコンスタントに行っている。

そう思うとすでに、20年以上のバンドってことか!

オリジナル作品5枚に、カバー作品1枚とライブ盤が2枚の計8枚のリリース。

結成20年して、8枚なら出している方か?

いやいやイメージは、どう考えても寡作なバンドです(笑)

しかし8枚で合っているのか(笑)

またアルバムの再発をあまりしないというか、時々、売り切れで買えないことが多いです。

初期の3枚目までは、多分ですが今後は再発しないんじゃないかな?

売り切れごめんなバンドなので、見つけたら買ってくださいね。

メルカリやヤフオクでも十分見かけるし、そんなに高値で売買されていません。

今回のNEW ALBUM 『V』(ファイブ)を聴いて、過去の作品もあらためて聴くと、やはり後期のルースターズなんですよね、ROCK’N’ROLL GYPSIESは。

となれば、やはり下山が中心のバンドなんかなあ。

曲の提供も下山中心だしね。

個人的にはもうちょい花田さん前面にでてきてよ!って思ってしまいます。

ひろさん

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